「夏休みに伊豆で釣りを楽しみたい」「子どもに魚を釣らせてあげたい」そんな気持ちを持つ親御さんは多いのではないでしょうか。
伊豆の海は7月・8月になると、アジやイワシが港の中に群れで入ってくる絶好のシーズンを迎えます。サビキ釣りはシンプルな道具で始められるため、釣り初心者や小さな子どもでも釣果が出やすく、ファミリーフィッシングに最適な釣り方です。
この記事では、伊豆でのサビキ釣りをおすすめする理由から、ファミリーにうれしい設備が整ったおすすめポイント3選、道具の準備・釣り方の手順、夏の注意点まで、まるごと解説します。この記事を読めば、釣りが初めての方でも伊豆でのサビキ釣りをスムーズに楽しめるようになりますので、ぜひ読んでみてください(^^♪
7月・8月の伊豆でサビキ釣りをおすすめする理由
アジ・イワシが群れで港に入ってくるベストシーズン
伊豆の海では夏になると水温が上がり、アジやイワシ、サバなどの小型回遊魚が活発に動き始めます。とくに早朝と夕方の時間帯は魚が港の中に群れで入ってくることが多く、連続して釣れる「爆釣」が期待できるシーズンです。運がよければ1時間で20〜30匹釣れることも珍しくありません。

メインターゲット:アジ

メインターゲット:イワシ
道具がシンプルで子どもでも扱いやすい
サビキ釣りは、竿・リール・サビキ仕掛け・コマセ(アミエビ)があれば始められます。複雑な操作が不要で、仕掛けを海に落として上下に動かすだけなので、小さな子どもでも楽しめます。慣れてきたら自分で仕掛けをセットする練習もでき、釣りの基本を学ぶのにも最適です。
釣れた魚をその日に食べられる
アジやイワシは新鮮なうちに食べると格別の美味しさです。「自分で釣った魚を食べる」という体験は子どもにとって忘れられない思い出になります。食育としての価値も高く、魚が苦手な子どもも自分で釣った魚なら喜んで食べるケースも多いようです。
伊豆のサビキ釣りおすすめポイント3選
①川奈港・いるか浜堤防(東伊豆)
川奈港に隣接するいるか浜堤防は、手すりが設置された整備された堤防で、小さな子どもを連れたファミリーにも安心して釣りができる環境が整っています。足場が広く快適で、堤防自体も比較的新しく整備されています。
駐車場とトイレが堤防のすぐ目の前にあるのも便利なポイントです(駐車場は夏季有料)。6月ごろからはサビキ釣りでアジ・イワシ・小サバが鈴なりに釣れ、夏〜秋にかけてはソウダガツオやカンパチなどの青物も回遊するため、初心者から上級者まで楽しめます。
注意点:川奈港の漁港内(白灯堤防など)は立入禁止エリアが拡大しているため、釣りはいるか浜堤防周辺に限定されます。また、駐車場のスペースが小さいため、釣果情報が出ると早朝でも混雑しやすいです。お出かけの際は早めに到着することをおすすめします。
現地の最新の釣果情報や釣り場の様子は、静岡の有名釣具チェーン[イシグロの公式HP]などでもご確認いただけます。お出かけ前にチェックしていくのがおすすめです!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車場 | あり(夏季有料) |
| トイレ | あり |
| 手すり | あり |
| 狙える魚 | アジ・イワシ・サバ・ソウダガツオ・カンパチなど |
②田子港(西伊豆)
西伊豆に位置する田子港は、透明度が高く「水族館のような港」として知られる釣りスポットです。夕暮れ時には西伊豆が誇る日本一の夕陽を釣り場から眺めることができ、釣りだけでなく観光としても魅力的な場所です。
田子港は日本初の漁港予約制釣り場として運営されており、釣りをするにはスマートフォンアプリ「UMIGO」からの事前予約が必須です。釣り人の数をコントロールしているため、ゆったりと釣りを楽しめる環境が整っています。
予約・料金について
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 予約方法 | アプリ「UMIGO」から事前予約 |
| 営業時間 | 5:00〜18:00(夏時間) |
| 釣り料金 | 大人(12歳以上)300円/時・12歳未満無料 |
| 駐車場 | 100円/時(26台) |
※西伊豆町民は無料
道具を持っていなくても大丈夫!レンタル釣具あり
田子港では、地元スーパー「サンフレッシュ田子店」でレンタル釣具を借りることができます。手ぶらで行ってもその場で道具を揃えられるので、初めての釣りにもぴったりです。
- 貸し出し時間:9:30〜17:00
- 定休日:毎週月曜日(月曜日はレンタル不可)
注意点:岸から10m以上のウキ釣りや遠投カゴ釣りは禁止されています(10m以内のサビキ釣りはOK)。子どもは必ずライフジャケットを着用してください。予約時間の厳守もルールとして定められています。
現地の最新の釣果情報や釣り場の様子は、静岡の有名釣具チェーン[イシグロの公式HP]などでもご確認いただけます。お出かけ前にチェックしていくのがおすすめです!
③下田港・まどが浜海遊公園(下田)
下田港の北側に位置するまどが浜海遊公園は、転落防止の柵が設置された護岸から釣りができるスポットです。柵があることで小さな子どもでも安心して釣りを楽しめるため、ファミリー釣りの場所として非常に人気があります。
足場がよく整備された護岸からはサビキ釣りやちょい投げ釣りが楽しめます。アジ・イワシ・サバのほか、ちょい投げではシロギスも狙えます。
駐車場とトイレが公園内に完備されており、さらに近くにコンビニがあるため、飲み物や食料、釣り用の氷の調達も便利です。釣り場の隣に道の駅もあり釣りと合わせて観光地・下田を巡る家族旅行プランにも最適な場所です。
注意点:公園の駐車場が使えるのは8:00〜17:00のみです。早朝の朝マヅメや夕方の夕マヅメを狙いたい場合は、近隣のコインパーキングを利用してください。
現地の最新の釣果情報や釣り場の様子は、静岡の有名釣具チェーン[イシグロの公式HP]などでもご確認いただけます。お出かけ前にチェックしていくのがおすすめです!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車場 | あり(8:00〜17:00) |
| トイレ | あり |
| 柵 | あり(転落防止) |
| コンビニ | 近くにあり |
| 狙える魚 | アジ・イワシ・サバ・シロギスなど |
サビキ釣りに必要な道具リスト
初めてサビキ釣りに挑戦する方のために、必要な道具をまとめました。釣具店でセット販売されているものを選ぶと、初心者でも迷わず準備できます。
必須アイテム
- 竿(2〜3m程度の物が◎)
- リール(2000番~3000番程度のスピニングリール)
- サビキ仕掛け(5〜7号が伊豆の夏に適しています)
- コマセカゴ(仕掛けと一緒に入っているセットが便利)
- コマセ(アミエビ):冷凍ブロックまたはチューブタイプ
あると便利なアイテム
- クーラーボックス(釣れた魚の持ち帰りに必須)
- 紐付きの水汲みバケツ(魚の一時保管・手洗いに使用)
- タモ網(大きな魚がかかった時に便利)
- フィッシュグリップ(魚のつかみ方がわからない子どもに安心、トング型が〇)
- プライヤー(毒を盛った魚がかかったときの針外しに重用)
- ウェットティッシュ(魚やコマセの匂い対策に匂いの取れるウェットティッシュがあると重宝します)
田子港をご利用の方へ:レンタル釣具があるので道具の準備は不要です。ただし月曜日はレンタルが休みなので注意してください。
サビキ釣りの基本手順
1. 仕掛けをセットする
竿の先端から仕掛けを丁寧に広げ、からまないようにセットします。コマセカゴを仕掛けの上か下に取り付けます(上カゴ・下カゴどちらでもOK)。

2. コマセカゴにアミエビを詰める
コマセカゴにアミエビを7〜8分目ほど入れます。詰めすぎると海中でうまく拡散しないので注意。チューブタイプのアミエビは手が汚れにくくておすすめです。
3. 仕掛けを海に投入する
竿を持ち、足元の海に仕掛けをゆっくり落とします。コマセが底につかないよう、堤防の水面から1〜2m程度の深さで止めます。アジなど底付近にいる場合もありますので、魚の反応がなかったら、一度仕掛けを底まで落としてから、リールを1〜2回転巻いた位置で待ってみましょう。
4. 竿を上下に動かしてアジを寄せる
リールは巻かずに竿を軽く上下に動かすことでコマセカゴからアミエビが拡散し、魚を仕掛けの近くに引き寄せます。これを「シャクる」といいます。
5. アタリを感じたら竿を上げる
竿がぐいっと引き込まれる感覚(アタリ)があったら、竿を上にあげて魚を引き上げます。サビキ釣りはアワせなくてもかかることが多いので、引きを感じたらゆっくりリールを巻いて上げるだけでOKです。
6. 魚を仕掛けから外す
魚の口にかかった針を外します。小さなアジは手でやさしくつかんで外せます。フィッシュグリップを使うと安全です。針を外したらすぐに水を入れたクーラーボックスやバケツに移しましょう。
※サビキ釣りでは、たまにトゲに毒がある危険な魚(アイゴやハオコゼなど)が釣れることがあります。見慣れない魚が釣れたら絶対に素手で触らず、フィッシュグリップやプライヤーで対応してください。危険な魚については下記の記事で写真付きで紹介していますので、参考にしてください。
釣れても触るな!静岡・伊豆の海で注意すべき毒を持つ魚8種まとめ

危険魚:アイゴ(赤く囲ってあるヒレに毒があります)

危険所:ハオコゼ(ヒレ全体に毒があります)
7月・8月の伊豆で釣れる魚
| 魚 | 特徴 | 釣れやすい時間帯 |
|---|---|---|
| アジ | サビキのメインターゲット。食べても美味しい | 夕方〜夜 |
| イワシ | 群れで回遊。連続ヒットが楽しい | 日中〜夕方 |
| サバ | アジより引きが強め | 日中〜夕方 |
| ソウダガツオ | 夏限定。強烈な引きで大興奮 | 朝方・夕方 |
| カサゴ | 底に仕掛けを落とすと釣れることも | 日中〜夜間 |
夏の伊豆釣りで気をつけること
熱中症対策は万全に
夏の伊豆の海辺は日差しが非常に強く、熱中症のリスクがあります。帽子・日焼け止めは必須です。水分補給をこまめに行い、体調が悪くなったらすぐに日陰で休憩してください。
子どもの転落防止
堤防や護岸では足を滑らせると転落の危険があります。小さな子どもには必ずライフジャケットを着用させましょう。田子港ではライフジャケットの着用が推奨されており、子どもには必須となっています。
コマセの後片付けとゴミの持ち帰り
アミエビは強烈なにおいがあり、放置すると迷惑になります。使い終わったコマセは持ち帰り、釣り場を汚した場合は海水で洗い流してください。ゴミはすべて持ち帰りが基本です。
田子港は予約時間を必ず守る
田子港はアプリで予約した時間内のみ釣り場を利用できます。時間超過は禁止されており、悪質な超過はアカウント削除の対象となります。予約時間には余裕を持ったプランを立てましょう。
釣った魚の持ち帰り方・食べ方
氷締めで鮮度をキープ
釣れた魚はすぐに氷の入ったクーラーボックスへ。氷水(海水+氷)に入れると素早く冷えて鮮度が長持ちします。真水(氷が溶けた水)に魚が直接浸かると水っぽくなって味が落ちるので、気になる場合はジップロックなどの袋に入れてから氷水につけるのもおすすめです
おすすめレシピ:アジのなめろう
アジを三枚おろしにし、みそ・ねぎ・生姜・しそと一緒に包丁でたたくだけ。ご飯やお酒が進む一品です。お子様など生魚が苦手という方は焼いても◎火を通すことで生姜やネギ、大葉などの薬味と味噌の香ばしさがグッと引き立ちます。
おすすめレシピ:アジフライ
釣れたてのアジで作るアジフライは、サクサクの衣とフワフワな身の食感がたまらない美味しさ!
「お魚の骨や匂いが苦手…」というお子さんでも、お肉感覚でパクパクいけちゃいます。家族みんなで「美味しいね!」と言いながら囲む食卓は、釣りの最高の締めくくりになりますね。

「自分で釣った魚を食べる」という体験は、子どもの食への関心を高める絶好の機会です。釣りから調理まで一緒に体験することで、より深い思い出になるでしょう。
まとめ
| ポイント | 特徴 | おすすめの方 |
|---|---|---|
| 川奈港・いるか浜堤防 | 手すりあり・駐車場目の前 | 東伊豆でのんびり釣りたい方 |
| 田子港 | 予約制・レンタルあり・手ぶらOK | 道具なしで手軽に始めたい方 |
| まどが浜海遊公園 | 柵あり・コンビニ近く | 下田観光とセットで楽しみたい方 |
伊豆の夏は、ファミリーでサビキ釣りを楽しむのに最高のシーズンです。とくに田子港は予約制で混雑が少なく、レンタル道具もあるので初めての方に特におすすめ。夏休みの計画が決まったら、早めにアプリ「UMIGO」で予約を取っておきましょう。
釣りを楽しんだ後は伊豆の美しい海と美食も一緒に堪能して、家族の素敵な夏の思い出を作ってください。
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